ココナッツオイルの成分は加熱しても壊れないの?

ココナッツオイルの成分は加熱しても大丈夫?

ココナッツオイルの中で、最も肌に良い影響を与えてくれると言われている中鎖脂肪酸。

 

ダイエットにも効果的で、血流を改善してくれて代謝を上げる働きがあるので、ココナッツオイルがこれほど注目される要因のひとつでもあります。

 

ココナッツオイルには、中鎖脂肪酸の他にも免疫力を高めてくれるラウリン酸や抗酸化力の高いビタミンEなど肌にとっても良い成分がたっぷり!

 

ココナッツオイル保湿で乾燥肌を美肌に!のページでもご紹介しましたが、乾燥が酷くてアトピーに悩まされている方でも安心して使うことが出来ると評判なんです。

 

そんなココナッツオイルの中鎖脂肪酸は加熱しても大丈夫なんでしょうか?

 

肌を美しく保つには、肌の外側からのスキンケアも大切ですが、身体の内側からのアンチエイジングも兼ねた『代謝を高める内側からのスキンケア』も重要です。

 

そのためには、普段から食生活にもココナッツオイルを採り入れて、積極的に使って行きたいところですけど、スープやボイルなどの炒め物、グリルで焼いたヘルシーな白身魚にココナッツオイルを塗るなど『加熱調理』のバリエーションが欲しいところです。

 

品質の良いココナッツオイルの条件の中に、非加熱である事は大切な要素ですが、これほど非加熱が大切なら加熱したら壊れてしまうから非加熱にこだわるんじゃないの?

 

ココナッツオイルに興味があって調べてみた事がある方なら、こんな疑問を感じるのは当然です。

 

そこで中鎖脂肪酸が熱に強いのかどうか、もし壊れてしまうんだとしたら、どのくらいの成分のロスがあるのかという点について詳しく調べてみました。

 

もちろんラウリン酸やビタミンEについても調べてありますので、良かったら最後まで読んでみて下さいね♪

 

中鎖脂肪酸は加熱に強い油

ココナッツオイルに含まれる中鎖脂肪酸は、加熱に強いと言われていますよね。

 

ここまでは皆さんご存じのとおりです。しかしその理由と仕組みまで説明するとなると、話が長くなってしまう傾向があり、詳しく紹介しているサイトも話をいくつかの段階に分けて紹介しています。

 

ですが、このページでは読んでくださっている方に出来るだけ短いお話でイメージしやすくなるようにお伝えしたいと思います。

 

ココナッツオイルの中鎖脂肪酸は、加熱によって酸化しないと言われています。

 

その理由と仕組みは、簡単に説明すると、分子構造が短く分子の中に酸素が結びつきにくい分子構造をしているからです。

 

分子構造が長い、一般的な油は中鎖脂肪酸に対して長鎖脂肪酸と呼ばれ、これは加熱によって酸素と結びついてしまうすき間がたくさんあるので、加熱によって酸化して変性してしまいます。

 

イメージでいうと短いロープは、途中で他のロープを結ぶスペースがある、短いロープならすき間がないので結びつける事は難しいですよね。

 

それと同じことが中鎖脂肪酸にも言えて、それゆえに中鎖脂肪酸は熱に強い、酸化しないと言われるんですね。

 

そうは言っても多少はロスがあるんじゃないの?

中鎖脂肪酸が分子構造によって酸化しにくいというお話をしましたが、そうはいっても多少はロスがあるんじゃないの?と思う方もいらっしゃいますよね。

 

この答えについては、ほとんどない。ということになります。あっても数パーセント台。はっきり言って無視して良いレベルと言えるものなんだそうです。

 

ちなみに熱は何度くらいまで耐えられるのかというと、200℃程度までは問題なく成分のロスも生じないとの事。

 

200℃まで大丈夫なら、揚げ物の油にも使えそうですね♪

 

ココナッツオイルを加熱して行った時に、例えばフライパンでココナッツオイルを加熱しても、周囲の空気中の水分が蒸発する事による煙は上がりますが、ココナッツオイルじたいからは煙がほとんど出ない事でも分かるとの事でした。

 

つまり、ココナッツオイルの中鎖脂肪酸は加熱に対して非常に強いオイルという事が言えるんですね。

 

ただし、さきほどのようなフライパンで加熱する場合は、単純に火災が心配なので、加熱中は側から離れないようにしてくださいね。

 

中鎖脂肪酸は分かったけどラウリン酸は?

ココナッツオイルの中で中鎖脂肪酸に次いで肌に良い働きをしてくれると言われているラウリン酸。

 

ココナッツオイルの中で90%以上を締める中鎖脂肪酸のうちの50%以上がラウリン酸です。

 

ラウリン酸は、赤ちゃんに飲ませる母乳の成分と同じもので、特に初乳に多く含まれているそうです。

 

というのも、外界に生まれて出て来たばかりの赤ちゃんは、空気中の雑菌や、パパやママの肌にも普通にある常在菌に対しても抵抗力がないため、そんな赤ちゃんに免疫力を植え付ける働きをしてくれるんですね。

 

この免疫力は肌の皮脂膜の中の常在菌のバランスを整えてくれて、紫外線や空気中の雑菌に負けない強い肌になるように助けてくれるんだそうです。

 

そんなラウリン酸も、熱には強い成分のひとつで、中鎖脂肪酸と同様な強さを持っているとの事ですので、安心して炒め物や揚げ物に使えますね♪

 

ビタミンEは加熱しても壊れないの?

ビタミンEについては加熱で壊れてしまう栄養素として一般的に知られています。

 

ですので、ココナッツオイル以外でもビタミンEが含まれている食材は、加熱しないと食べられないような物であっても、出来るだけ加熱は控えた方が良いというのが一般的な認識です。

 

しかしながら、これはビタミンEそのものを単体で見た場合の話です。

 

ちょっと詳しい話になってしまいますが、ビタミンEの抗酸化力は、ビタミンEが活性酸素と結びついて、酸素を無毒化させる事によるものなのですが、この時ビタミンE自身も『ビタミンEラジカル』という酸化した物質に変質してしまいます。

 

この酸化は、加熱によっても起こるものなのですが、これを本来のビタミンEとして復活させてくれるのが『ビタミンC』なんです。

 

ですので、冒頭でご紹介したような白身魚にココナッツオイルを塗って焼くとか、揚げ物に使うなど高い熱を与える場合は、食べる時にビタミンCを一緒に補給出来る『カットレモンを添える』などの工夫や、そもそも焼く時にレモン汁を振りかけるなど保護出来る成分を加えて調理する事で解決する事が出来るというわけなんです。

 

ビタミンCじたいは水溶性ビタミンで、煮物にすると水分の中に溶けだしてしまうので、煮物はおすすめ出来ませんが、酸素と直接触れない揚げ物などの料理では壊れる事はありません。

 

ビタミンEを守ってくれるビタミンCの働きも利用した、賢い調理法でココナッツオイルの良さを存分に引き出して、身体の内側からのスキンケアに活かしてみて下さいね。

 

ちなみに、揚げ物については抗酸化作用が活きている事で『衣のサクサク感』が、普通よりも長持ちしやすいですからおすすめ理由でもあるんですよ♪